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12月25日

休みに入って、家に籠る日が続く。

ツタヤで借りてきた映画を観て、ファッション誌の「冬のコーデ特集」なる記事を読んで、菓子を食べて、音楽を聴きながらベットに横たわる。

"まるで死ぬのを待っているみたい"

エレファントカシマシの曲の一節を思い出す。

閉鎖された部屋と外部をつなぐ唯一の手段はパソコンと携帯で、メールやmixiで誰かとつながっている。

このバーチャルなつながりに、吐き気するほどの嫌悪感を覚えるが、中毒性のあるこれらのアイテムを手放すことはできない。


また、「今日はクリスマスです☆」のようなmixiに多く見られる若者風の文体や、「ワロスw」などの2ちゃん的な文体と比較すると、楽しげな雰囲気もなければ、ユニークな色気もない自分のこの文体は、どこに帰属するのだろうかと考える。

「自分は個性的です」ぶっている訳ではないが、文体ですら相対的に見ると少数派に入るこの寂しさと言ったらない。

そして、しばし黙って思考をめぐらせた後、
「ああ、今日のこの憂鬱な気持ちは俗に言う『クリスマス症候群』なんだろうな。」
と話を終結し、

考えることを辞める。

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